履歴書はあなたの第一印象をつくる書類。
履歴書は先行する経営者や採用担当者が最初に目にする大切な書類です。全体を通じて、ミスが無いように絶対の注意を払いながら、丁寧に記入しましょう。転職のプロであるコンサルタントに添削してもらうのも有効です。
最近はほとんどの企業で、活字の履歴書での応募が可能となっています。企業側から特別な指定が無い限り、活字の履歴書を提出して問題ありません。ただ、きれいな字で書かれた履歴書は、誰が見ても気持ち良いものです。字がきれいな方は手書きで書くと、第一印象が好印象になる可能性があります。この辺りの企業ごとの情報は、コンサルタントが良く知っている可能性もあります。
これも第一印象に大きく影響する重要な要素です。男女ともにスーツ着用で、男性はネクタイも忘れずにしてください。企業の指定が無い限り、たとえ私服の職種であっても、スーツでの撮影が無難です。これも職種に寄りますが、固い業界や職種であれば髪型・髪色、女性であれば化粧の程度にも注意が必要です。しっかりと目線を前に向けたものを使用しましょう。
学歴については義務教育は卒業年次の記入、高等学校以上は、入学・卒業年次ともに記入します。大学や専門学校は学部・学科も忘れずに記入しましょう。職歴は、原則としてすべての入社、退職歴を記入します。異動、社名変更、会社の吸収合併、アルバイトや派遣経験の書き方など、個々人の経歴内容による書き方はコンサルタントが助言することも可能です。
職務経歴書は面接の台本のようなもの。
アピールポイントを意識した情報の記載が重要。
職務経歴書を通じて採用担当者が最も知りたいのは、あなたが前職で「何をしてきたのか」、そして現在「何ができるのか」。自身のキャリアを時系列で整理し、いつ、どこで(会社・部署など)、どのような仕事をし、どのような成果を残したかという内容を中心に職務経歴書を作成してください。
職務経歴書には、書類選考の材料という役割の他に“面接時の台本”という役割があります。採用担当者が興味を持ち、思わず質問をしてしまう内容となるよう心がけてください。
具体的な数字や実績(行動の件数、前年比、目標達成率、社内外の受賞歴など)を具体的に記入することがポイントです。また、仕事の内容についても、職務経歴書を読む方の目の前に、あなたが働いている様子がありありと浮かぶような書き方になると良いです。
応募する企業によってアピールするポイントを変えたり、項目を変更したりすることもありますが、まずは元になる原本を作成することから始めてください。職務経歴書を作成することは、自身のキャリアを振り返り、面接でPRすべきことを整理する作業ともいえます。材料集めを入念に行い、採用担当者が採用したくなる自身のカタログとなるよう作成しましょう。
面接の成功には事前準備が重要
面接は採用する側と採用される側の相互理解・不安解消の場、つまり自分が評価される一方で、面接を受ける側も「この会社で働くべきなのか」と企業を評価しなければなりません。とはいえ、1時間程度の面接で十分な相互理解を図るのは至難の業。本来の自分をだせないまま不合格となってしまうこともままあります。そのため、相互のためにも事前に入念な準備をして臨むことが重要です。
面接についてよく知る転職コンサルタントは面接前にアドバイスをいたしますが、不安な方は、面接の練習をすることも可能ですので、重要な面接の前にはご相談下さい。
文章にすることで論理の矛盾に気づいたり、もっと伝えたいことがでてきたりします。「書けないことは話せない」という気持ちで面接で伝えるべきことを整理してみましょう。
自分がどのような表情をしているのかは普段わからないもの。ぜひ鏡に向かって練習してみましょう。家族や友人に動画を撮影してもらうのもありです。
ホームページ、業界関係の書籍・雑誌など企業研究の材料はたくさんあります。面接前に的確に企業を理解しておくことで面接の時間をより有意義なものにできます。
面接の後半で「何か質問はありますか?」と聞かれたときに的を得た質問を準備しているのとそうでないのとでは場の雰囲気が全く違ってきます。
企業の採用手法・流れとしては以下のような方法が一般的です。応募企業によって、選考の進め方や期間は異なります。事前にどんな選考があるのか、どのくらい期間を要するのか、できるだけ調べておきましょう。
求人サイト・転職エージェントなどから求人情報に応募した後は、履歴書・職務・経歴書の情報をもとに企業の採用担当者による書類選考が行われます。転職コンサルタントが紹介する場合は、書類では伝えられない「その方の魅力」などを、ご推薦状を通じて企業に伝えることができます。
一般常識や時事問題、語学、教養、専門分野試験など受ける企業によって対策が必要です。コンサルタントが過去の試験内容や、試験での評価ポイントに関する情報を持っている場合もあります。適性検査は実際の仕事内容や職場風土と、自分の性格や志向性がマッチしているか、それともギャップがあるかを客観的に確認してもらえる場ともいえますので、前向きに取り組みましょう。
企業によって面接回数や面接官、評価されるポイントは様々。コンサルタントが面接対策や事前情報を可能な限り提供します。
内定の通知が届いたら入社承諾を示し、その後書面で労働契約を交わして正式に採用決定となります。
内容をしっかり確認しましょう。内定通知書の内容(勤務地、年収、休み、福利厚生など)に関する質問がある場合は、コンサルタントが仲介して企業に確認します。
転職の決断は軽いものではありません。しっかり段取りをして、冷静に考えた結果をもって、でも思い切った決断をしてください。退職交渉では引き留められることがほとんどですが、コンサルタントは退職交渉についてアドバイスすることも可能です。
それぞれのフェーズで、転職のプロであるコンサルタントが親身にアドバイスを行います。
転職コンサルタントと協同し綿密な転職準備を行えば、その過程であなたの希望とマッチした良い企業へのアプローチやその選考対策など、スムーズに希望するキャリアを手にいれることができます。
転職成功した方の多くは、コンサルタントとキャリア設計を行いながら、働きたい場所でマネージャーや経営幹部への登用といったやりがいある仕事を任されています。
大手金融関連会社の営業マネージャーを経て、本部で全国の営業企画と幹部育成に従事していました。結婚を機に妻の地元への転職活動を開始しましたが、やりがいと希望の条件を満たす企業に出会えず、行き詰っていました。そんなとき、担当コンサルタントから地場優良企業のシークレット案件を紹介され、素晴らしい経営者に出会うことができました。
年収:1100万円 → 740万円 / Uターン
大手メーカーの品質管理部門で、顧客からのクレームやトラブル情報を蓄積し、業務改善のリーダーシップを取る仕事をしていました。経験を活かせる求人になかなか出会えず、転職活動が長期化していましたが、担当のコンサルタントが根気強く地元のメーカーに当たってくれて、地場有名食品メーカーが社内コンサルのポジションを新設してくれました。
年収:800万円 → 700万円
家族の事情でUターン転職活動を始めました。具体的に、ぜひ入りたい会社があったのですが、他のエージェント会社からは、その会社は20代の若手エンジニアしか募集していないと聞きました。35歳という年齢から諦めていたのですが、担当コンサルタントに相談したところ、先方の社長に直接持ち込んでくれ、社長と会えて、とんとん拍子で入社に至りました。
年収:700万円→600万円/Uターン
以上、いかがでしたでしょうか?
30代・40代の転職成功には様々な準備や対策が必要です。転職はその後の人生を大きく変える転機、しっかりと自分の希望を実現するためには、既に数多くの転職成功をサポートしてきた、「地元が本社」のプロフェッショナルにアドバイスを貰うことが、自己流で進めていくよりも多くの「会社の内部情報」「自分の癖などへの気付き」「転職支援」そして何よりも「転職成功への近道」を実現するためには一番の近道かもしれません。