リージョンズ株式会社

INTERVIEW 02リージョンズ×転職者

宮城での豊かな暮らしを体現したい。
自分の軸を気付かせてくれました。

佐々木 貴成(ささき たかしげ)さん

2014年に東京からUターンをして、地元仙台の住宅建設メーカーへ転職。たまたま帰省した際にリージョンズを見つけ、「暮らしたいところで思い切り働く」というテーマに共感。転職後も担当者・大石との関係が様々に続く。

  • 小さな畑の
    世界一有名なワイン

  • 自分の軸を
    一緒に見つける時間

  • 地方の可能性を
    信じる同志

地方の小さな畑で作られている
世界で一番有名なワイン

 肌に風が心地よい晴れた日の仙台。話を聞いたのは、地元出身の佐々木貴成(ささきたかしげ)さん、36歳。高校を卒業してから一度仙台を離れている。「生まれ育った場所と違うところで暮らしたい。ここから出てみたい」という気持ちで東京の大学へ進学をした。卒業後は酒類業界にある会社の経営企画室で働き、30歳を転機として2014年にUターン。現在は建設資材の卸売から始まった地域密着型の住宅建設メーカーで働き8年目になる。

 「酒類の業界は2003年に酒税法が改正になり、いわゆる酒屋のビジネスがどんどんダメになっている状況でした。私が入社した会社は、サザエさんに出てくるサブちゃんのお店のような町の酒屋を統合し大きくして、スーパーやコンビニと戦おうとしていました」と話してくれた佐々木さん。酒類業界に興味があったのは「それが在来産業だった」から。もともとある産業をアップデートしていく経験が、在来産業の集まりである地元へいつか帰った時に役立つのではないかと考えたそうだ。

 佐々木さんに一貫して感じたのは、地方への想いや、地方の可能性を信じる気持ち。「価値あるものが東京から発信されるだけでなく、地方からも発信される世界へと逆転させていきたい」という言葉が印象に残った。こんな話もしてくれた。「前の会社はワインのインポーターもしていました。ワインの産地は全て田舎。ニューヨークにもパリにもありません。例えば世界で一番有名なワインと言えばロマネ・コンティですが、わずか1.8haほどの小さな畑で作られています。そこから作られるワインが世界で最も有名なんです。これは何より地方で何かできるということの証明だと気付きました。フランス、アメリカ、スペイン…、いろいろな作り手と会ったけどみんな同じ。自分の畑が一番だと思っている。地方で誇りをもって働いている人がたくさんいるんです」。

なぜ地元に帰り働くのか?…

なぜ地元に帰り働くのか?
何度も何度も掘り下げる時間

 前職では株式上場に向けて、コンプライアンスの整備や事業計画の見直しなど多岐に渡る仕事を担当していた佐々木さんだが、29歳の時に物流部門への異動が囁かれていた。新しいことをするなら今の会社ではなく新しい世界に飛び込んでみたいと考え、2月初旬に内示が出るとすぐに退職届を提出。驚いた役員たちが「おいおいちょっと待て…」と引き留めのために次々と面談をしてくれたが、気持ちは変わらなかった。1ヶ月間で引継ぎをして2月末に退職をした。次のことはまだ何も決まっていなかった。

 1ヶ月ほどぶらぶらし3月末ごろから徐々に動き出したそうだ。その頃ちょうど祖父の三回忌があって仙台へ。地元にも何か求人はないかと「宮城 人事 求人」と検索をして、たまたま出てきたのがリージョンズ。連絡をして数日後に会うことになった。場所は仙台駅近くのファーストフード店。やってきたのがその後に長い付き合いになる弊社コンサルタントの大石だった。「初めて会った大石さんの印象は、めちゃくちゃ熱量のある人だと思いました。初めは自分の話をひたすら聞いてくれましたが、企業へ面接に行く前の下打ち合わせでは、やたらと説教された記憶がありますね(笑)。『これじゃダメだろう』みたいな。大石さんは説教しているつもりはないと思いますけど、けっこう熱くいろいろなことを言われました。」。それは主に佐々木さんの「軸」についてだった。「何のために地元に帰ってくるのか?」。そのことを何回も何回も大石は掘り下げていく。この作業を一緒にすることで、佐々木さんは自分の中にあったぐらつきがなくなり軸が明確になっていった。

 「実は東京の大手エージェントからの紹介で、その時すでにいくつかの内定をもらっていました。1社はシンガポール拠点の立ち上げで、他には大企業の人事も。日本財団のプロジェクトで大船渡の漁村で始まる新事業にも内定をもらっていました。どの仕事も魅力的だったけど、どれにも決断をしていなかった。もう1回原点に立ち返って考えてみると、『なんでシンガポールに行くんだっけ?』『なんで大企業の人事をやるんだっけ?』『なんで大船渡に行くんだっけ?』という問いに答えがなかったんです。大石さんとのやりとりはそれに気付かせてくれました。反対に仙台の会社から内定をもらった後は悩まなかった。自分の中の軸に気付いたからです」

地方の可能性を信じて…

地方の可能性を信じて
ふたりの関係は続いていく

 「北国にこそ、豊かな住まい文化をつくろう」と考えるハウスメーカーへ無事に就職が決まった佐々木さんは、今度は会社の採用担当として大石と仕事をすることになる。コンサルタントからビジネスパートナーへ。立場が変わって大石はどのように見えたのだろうか。「自分が候補者として接してきたプロセスもあるので、大石さんからの紹介には信頼があります。こちらが求人を出してない時でも『面白い人がいますよ』と連絡くれますし」「大手との比較で言えば、大手は求人を捌くという仕事の仕方です。候補者には最初に20社くらい出してきて『これどうですか?これとこれどうですかね?』ととにかくあてる。大量に裁いているので候補者一人ひとりのフォローに手が回らない。だからもしうちで決まったとしても、「どうしてこの会社なんだっけ?」という軸がないからどうしてもブレる。一方大石さんが紹介してくれる方は成約率が高い。フィット感があります。」「うちの社長も大石さんに絶大な信頼を置いています。大石さんは定期的に社長と面談し、弊社の状況や課題を聞き取っている。いま大石さんは仙台の責任者ですけど、そうなる前からそうでした。普通は紹介会社の一担当者に社長がわざわざ会わないですよ」。

 佐々木さんは今の会社で採用、人事、総務を担当してきた。自分の中の「軸」に沿ったことがやれているそうだ。「面白い話で今の会社は住宅。前の会社は食ですね。この2つの関連ってまさに衣食住なわけです。衣食住は歴史の中でその地域にあったものが生産されるわけで…。東北は寒いからあたたかい家を作るべきですが、その観点が東京の会社にはない。優れた性能値を持つ、地域にあった住宅をもっともっと広げたいという会社のミッションにいまでも共感しています」。うまくいっていない部分や8年前に思い描いていたことと違うこともあるそうだが、そこは自分の力不足のせいだと言う。

 佐々木さんは大石と時々飲みにいくことがあるそうだ。「会わせたい面白い人がいるから」と誘われることも。ふたりで近郊の山へ軽登山に出かけ、山の上でいろいろ話し合ったこともあったそう。「2017年に日南市マーケティング専門官など各界のトップランナーの方を招き、学生のみなさんに地方で働くことの意義を考えてもらうためのイベントを企画・開催しました。この時も大石さんはずっと応援してくれました」。最後に今後の展望をきくと、「今年か来年には別荘地に別荘を買いリノベして、そこで暮らそうかなと思っています。釣りが好きで毎週蔵王に通っているのですが移動時間がもったいない(笑) 週末をそこで暮らして過ごしたいです。仙台と別荘地の2拠点居住が視野に入っています」「2014年に転職した時から、どこでだって働けるとずっと思っていました。東京1極集中は古い考え方になるんじゃないですかね。いままさにコロナでそういう流れが加速しています。自分の暮らし方を通じてそのことを実証していきたい。翻ってそれを自分の仕事やビジネスにも置き換えて何かできたらいいなと考えています」と答えてくれた。地方からいくらでも戦える。地方だからこそ豊かに暮らせるということを体現していきたい。そう話す佐々木さんの力にリージョンズがこれからもなることができるなら、とても嬉しい限りだ。

佐々木さんの話に登場した弊社コンサルタント

大石 豊

2011年8月入社
大手法令出版社、株式会社リクルートに勤めた後、地元である山形にUターンし老舗旅館に勤務。東日本大震災を経験し、東北のためにこれまでのキャリアを活かす事を目的に、当時まだ自前のオフィスが無かったリージョンズの東北事業推進に従事し始める。趣味はダイエット、音楽。

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