リージョンズ株式会社

INTERVIEW 06リージョンズ×社員の家族

創業期からずっとそばで見てきて
夫に感じる成長と今後への期待。

福澤 由佳(ふくざわ ゆか)さん

弊社の執行役員・ヴァイスプレジデントである福澤謙二郎の奥様。2012年に結婚を機に札幌へUターン。現在は2人の子どもを育てながら、女性のキャリア支援や保育園の地域交流業務に携わっている

  • ふたりで分かち合う
    仕事の話

  • 家庭人/仕事人
    としての変化

  • これからの夫へ
    期待すること

結婚前も今もずっと変わらず
ふたりで分かち合う仕事の話

 リージョンズが創業して2年目の2009年12月。ひとりの男が入社する。その名は福澤謙二郎。創業期のリージョンズで顧客獲得に邁進し、応募者とのマッチングを多く成立させ、主に売上面から事業基盤を支えてきた。今回お話を聴いたのはその奥様である福澤由佳(ゆか)さん。ふたりが出会ったのは東京で、福澤は(株)リクルートエージェントでコンサルタントとしてバリバリと働いていた。由佳さんが福澤に自らのキャリアのことを相談したのがふたりの馴れ初めだ。福澤をいつも近くで見てきた存在として、由佳さんの目にリージョンズはどのように映っているのだろうか。

「リージョンズの高岡さんから声をかけてもらった時、実は夫にはもうひとつ転職先の候補がありました。前々職(リクルート)での知識や経験が活かせる東京の会社でした。いつか戻りたいと思っていた札幌で、高岡さんと一緒にベンチャーとしてチャレンジするのか、事業的に当時のリージョンズより安定しているもう一方の企業で働くのか…、あとで聞いた話ですが、当時は東京で仕事を続けたい私との結婚も意識していたそうで、ずいぶん悩んでいましたね」と由佳さん。結局福澤は札幌に戻り、高岡と一緒に働くことを選ぶ。「創業期のリージョンズでは、自分の稼ぎ次第で会社の存続が決まってしまう日々。そのことに自負があったようですし、同時にプレッシャーも相当なものだったはずです。その頃は遠距離でしたが、何度もその話が出てきました。私からするとすごいなと思うもののどこか遠い世界のことのようで、理解はできるけど共感して『そうだよね…』と頷くことができていたかというと、そうではなかったかもしれません」。

 福澤のことを「相談相手として頼れる」と由佳さんは言う。10歳年上で、社会人経験や営業経験も豊富。出会った頃から面倒見がよく、履歴書の確認やアドバイスを親切にしてくれていたそうだ。遠距離恋愛中もふたりの話の中心は仕事のこと。由佳さんからの相談が多かったそう。その後2012年に由佳さんも札幌に戻ることを決め7月にふたりは結婚をする。いまも家庭では仕事の話が多い。「夫には仕事のことを分かって欲しいという想いがあるのだと思います。大きな仕事が入った、マッチングが成立した、目標を達成した、今月は数字が厳しそう…そんなことを話してくれます。頑張った時に褒めてあげないと拗ねるし、無関心だと怒ります(笑)やっぱり日々苦労して、それだけ一生懸命。土日もなく仕事をしている。だから人生を共にしている妻にはそのことを分かって欲しい。達成の喜びも分かち合いたいのだと思います」。

精一杯仕事をする中で…

近くで見て感じる夫の変化
家庭人として、仕事人として

 リージョンズに入社して12年。干支が一回りしている。福澤に何か変化を感じるところはあるかと質問してみると…。「前と比べるとだいぶ変わりましたね」と由佳さん。以前の福澤は一家の大黒柱としての意識が強く、家庭のことは由佳さんにということが多かったそう。しかし子どもが生まれ由佳さんも仕事に復帰する中でだんだんと変化をしていったようだ。「ふたりのキャリアのことも、こうしたい、こうしてほしいといろいろ話し合ってきました。今は仕事が忙しい中でも、家庭のこともやってくれます。子どもの面倒も見てくれるパパに変わっています」。普段の仕事が忙しい分、子どもと触れ合うことで福澤は癒されているとのこと。家庭をやすらぎの場と思っているし、実際そういう言葉も会話の中で結構でてくるそうだ。

 それでは仕事人としてはどうだろう。「会社が成長をしていく中で、自分がいかに売上を作るかではなく、若手をどう育てるかということに目線が変わっていったように感じます。それに伴って昔より部下の意見を尊重するような話し方に変わっていったように感じます。前は『自分が会社を支えてきた』という自負もあって、人の話に聞く耳をもたないことも多かった。私に対してもそうでした。でもいまはちゃんと聞いてくれます」「今の夫は全部自分でやるのではなく、できない自分を認めているように見えます。『それは俺より部下の方が得意だから』と部下を信頼して任せているように思いますし、昔と変わらず会社を背負っているけど変に肩が張っていません。先日私が仕事で自分にできないことがあって、それを自分で許せなくて夫に相談したときも『できないんだったらそれはしょうがないよな。それを自分で受け止められるかどうか。受け止めたら、あとはそこから這い上がるしかない』と厳しく諭してくれました。それはとても深い言葉に聞こえて…。きっと夫も同じように、できない自分を受け止めるのにたくさんの努力をしてきて、色々な苦労をしてきたのだと思います」。

  また由佳さんはこんな話もしてくれた。「リージョンズさんが大切にしている稲盛さんのフィロソフィ経営(※1)が彼を大きく変えたなと思います。『人としてどうあるべきか』をすごく考えるようになりました。出会った頃はやんちゃな部分もあって、自分本位といいますか…。お店でも自分の思い通りにいかないと態度に出てしまったり。ですが、今は誰に対しても謙虚で丁寧な対応をしますし、そういう点はすごく変わったなと思います。家庭でも子どもに対して『誠実でなければならない』とか『嘘をつかない』ということを大切にしています」。

※1:京セラ(株)の創業者である稲盛和夫さんによる実践を通した人生哲学。その基本は「人間としてこういう生きざまが正しいと思う」ということ。リージョンズでは創業以来稲盛さんのフィロソフィを大切にしながら、今では自社独自のフィロソフィを創り上げ、会社経営の最も大切な基盤としている

0から1を作る役割…

0から1を作る役割
夫にもっと遊んでほしい

 現在由佳さんは個人事業主として、子育てをしながら働く女性のキャリア支援や保育園の地域交流担当を行っている。仕事人としての由佳さんからリージョンズがどう見えるかを聞いてみると、最初に返ってきたのは「女性に優しい会社ですよね」という言葉だった。「子どもがいても働きやすい仕組みがある会社だなと思います。育児休暇後の働き方として15時で退社ができると聞いていますし(※2)、育児と両立するためにご本人の希望を聞いてアシスタントという道を選べたり、部署を変えてもらえたりできるというお話も聞いています。働き方を会社に相談できる土壌がありますよね。子育て中の女性が、勤務時間も勤務内容も柔軟に変えられる仕組みが整っている会社は札幌でもまだ多くありませんので、すごく素晴らしいことだと思います」とのこと。

 リージョンズのカラーや、他の会社との違いについてどう感じるかを聞いてみると、「私の中での印象はNOがない会社です。何でもまずやってみたらいいんじゃない?という雰囲気を感じます。社員の意見がボトムアップで反映されやすいように思います。夫を見ていると役員や管理職が、部下のことをちゃんと考えていますし、働き方もリモートワークでほとんどやれていて、環境変化への対応や切り替えが早いですよね。そういうところはすごいなと思います」と答えてくれた。また「稲盛和夫さんのフィロソフィを会社として学ばれているから、ブレない指針があるように感じます。だから人として信頼ができるし、社員の皆さんも素敵な方ばかりで…。私も自分のお客様から採用に関して相談されることがありますが、『それならリージョンズさんという会社がありますよ!』と自信をもって紹介できるんです」とも。

 将来は自分で会社をつくり経営者になりたいという由佳さん。それにあたっては福澤にも期待することがあるそうだ。「売上などの実績を聞くと、夫はコンサルタントとしてはもうできあがっているのではと思います。それは素晴らしいことですが、経営に近い役員としては、違う視点が求められるでしょうし、新しい事業やサービスを作っていくことを期待されているはずです。彼がそういう面においても会社に貢献できるようになってもらえたら嬉しいですね。私も彼のスキルや経験したことを参考にさせてほしいし、彼からまだまだたくさんのことを学びたいです」。

 そのためには0から1を作る発想が必要になるはずだと由佳さんは語る。「仕事って『目的』や『ゴール』が必ず求められるじゃないですか?でも私が育児や保育園での仕事から感じることは、子どもの遊びには『目的』はいらないってことなんです。ただ遊びたいから遊ぶ。そこにゴールはない。でも遊びの過程から子どもたちは気づき、学び、視野を広げ、そして子どもたちオリジナルの新たな遊びへと発展させていきます。その過程はとってもクリエイティブです」。「彼が今求められている『新しいことを生み出す』という役割は、そんな子どもの遊びや学び方にヒントがあるような気がしています。もっともっと趣味や遊びに没頭する時間をつくってほしいなと。子どもたちともアウトドアをしたり公園に行ったり、ビジネス的な視点は持たず、その場にあるものを使ってただただ遊びを創り出すことをたくさんしてもらいたいですね。そこから必ず仕事とは違う気づきを得るはずだし、新しいものを生み出す能力が養われると思っています」。

※2:リージョンズでは「社員に長く働いて欲しい」という考えの元、様々な人事制度を用意している。また女性社員が働きやすいように自分たちで制度を作り出してきた。これもその1つ。

由佳さんの話に登場した夫

福澤 謙二郎

2009年12月入社。
社長の高岡とは20年来の付き合い。高岡からの誘いで東京から故郷の札幌へUターン転職。人一倍の責任感の強さでリージョンズを草創期から支えた古参の一人。会社の売上への貢献度の高さは、まさに会社の大黒柱。

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